トラウマ回復のための表現アーツセラピー セミナー&ワークショップ

■トラウマ回復のための表現アーツセラピーセミナー&ワークショップ

トラウマを軽減するためにアートワークが使えることをご存知ですか?
 
世界的に著名な表現アーツセラピストミッチェル・コザック博士 来日による対面セミナー&ワークショップを開催します!!
 
表現アーツセラピーにおけるアチューンメント(共鳴)というテーマのもと開催されます、2日間のセミナー&ワークショップです。
 
このセミナー&ワークショップでは、アーツが、個人、人間関係、集団、コミュニティー(地域社会)における感情の状態や生活の状況に共鳴する、あるいは、同調するということやその方法をどのように広げてくれるかを取り上げます
 
このセミナー&ワークショップには、共鳴、リズム、即興、ミスアチューンメント(不共鳴)、身体化された共感、愛着、共鳴、エントレインメント(同調)、親密さなどを体感するエクササイズが含まれています。
 
参加者は、呼吸、音、リズム、ムーブメント、視覚的イメージを用いたエクササイズをはじめ、様々なアートの形態を用いたアプローチ方法を学べます。

 


■2日間のカリキュラム

■DAY1
「治療に用いるアチューンメント」
アーツを用いて身体で感じる​​​​「共感」について理解する

 

<学べる内容>

  • その瞬間、瞬間と共鳴する方法を学べます
  • 新たなエネルギーを感じ、それを表現する機会を持ちま
  • アチューンメント(共鳴)を体験することでグラウンディングができます
  • 治療に用いるアチューンメントの理論を学び、体験ワークを経験します
  • 様々なアートの形態を用いたアプローチ方法を学べます
<こんな方へおすすめ>
☑ 自分自身や周りの人たちやモノと共鳴したい
☑ 健康で幸福で、今よりも有意義で充実した人生を生きていると実感したい
☑ クライアントの孤立感、疎外感、不安感、抑うつ感を軽減してあげたい

 

■DAY2

「リズミックアチューンメント」
個人や集団のトラウマに働きかける表現アーツセラピーのアプローチ

 

<学べる内容>

  • 人がアートワークに没頭することで起きる神経系統の変化について学び、理解を深めます
  • 呼吸、音、リズム、ムーブメント、視覚的イメージを活用し、神経系統を再調整する方法を探索します
  • 臨床的な統合されたアーツを用いたアプローチから、現在の研究と事例を見て行きます

<こんな方へおすすめ>

☑ 不安状態から解放されるためにリズミカルな身体活動が効果的だということを体感したい

☑ アートワークを通して集中力と落ち着きを深め、共鳴する体験をしたい
☑ 個人や集団のトラウマに関連する共鳴について、表現アーツセラピーがどのようにかかわることが出来るのかについて理解したい

 



■講師からのメッセージ

私はこのワークを長年にわたり提供してきました。
今も新しい人たちとの出会いや、出会った方々に、このワークがどのようなものか?
そして どれだけパワフルなもので、生き方を変えてくれる可能性があるのか伝えたいと思います。
 
少なくとも、私にとって、このワークはそうした効果を与え続けてくれています。
ですので、私はこのワークを提供し続けているのです。
 
このワークに対する、私の情熱は今も衰えることがありません。
これは私のライフワークです。
 
新たな出会いと、出会った方々にこのワーク体験を提供することをとても楽しみにしています。
1月に日本に行き、このワークを対面で提供しますので ぜひご参加ください。
 
対面で提供するワークで得られることは、とてもパワフルな体験となります!


 

■主催者からのメッセージ

 

トラウマを抱えている、あるいは言語で表現することが苦手なクライアントに対応する時、もっと効果がある方法はないかと思われたことがあるあなたへ
 
トラウマを抱えていると思えるクライアントに対応されている方ならではのお悩みとして、もっと効果的な良い方法がないか常に探しておられるということはありませんか?
 
中には言葉で表現することが苦手なクライアントもおられます。
そうしたクライアントの方を対象にカウンセリングやワークを提供されている、あるいは、これから提供しようと思われているあなたにとっておきの情報をお届けします。
 
アートを用いて表現することが、トラウマの軽減に効果があるということをご存知ですか?
 
アートについての知識は少し持っているので、自分が提供するワークでアートを使ってみたいと思うものの、しっかりと学んだわけではないので、自信を持って使えないと思われたことはありませんか?
 
 
ご自身が直接的にトラウマになるような体験をされなくても、昨今、日々、飛び込んでくる悲惨なニュースなどを見聞きするだけでもストレスを感じたり、それが何度も繰り返されるうちにトラウマに発展していくことがあります。また、仕事や人間関係などで生きづらさを感じておられる方も多いのではないでしょうか。
 
現代社会を生きる誰もが大なり小なりトラウマを抱えて生きていると言っても決して過言ではないと思います。安全で安心な場においてアートという手法を通して表現していくことで、トラウマが癒されるようになります。
そして、これには医学的根拠があるのです。
 
でも、いくら言葉でそう言われても、実際に自分が体験したことがないのですぐには信じられないと思われる方もおられると思います。
そこで、当法人では、まずは、あなたご自身に体験していただく機会をご提供したいと思います。ご自身で体感されたことは、理解も深まり、説得力を与えてくれます。その結果、今までよりも自信をもってクライアントに提供できるようになるはずです。
 
このたび、アメリカのレスリー大学教授で表現アーツセラピストのミッチェル・コザック博士が、当法人主催としては初めての対面セミナーとワークショップのために、2025年1月に神戸にお越しくださいます。
 
長年にわたるご経験と豊富な知識とスキルをお持ちのミッチェル博士が実際に対面でご提供くださるセミナーとワークショップに参加されることで、なぜトラウマの軽減にアートを用いるワークが役に立つのかということに対する理解がさらに深められます。そして、体得されたことを確かなものとしてお持ち帰りいただけるはずです。通訳いたしますので、時間が許す限り、ミッチェル博士にその場で直接ご質問もしていただけます。
 
このセミナー&ワークショップは、彼が長年の研究テーマとして取り組まれている
「アチューンメント(共鳴)」により、人が健康で、そして幸福に生きていけるすべを、対面での表現アーツセラピーの講義と体験ワークを通して通訳付きで学んでいただける、またとない貴重な機会です。
 
講師のミッチェル博士はジャズミュージシャンであり、ミュージシャンとしてもアチューンメントに着目されていました。私たちの身体も、周りにあるすべての有機体もすべて波動を発しています。それらの波動に観応し、うまく共鳴していくことができることで、ストレスから解放されトラウマも軽減され、健康で幸福な生活が送れるようになります。
 
また、アートを用いたワークには創造力と想像力が必要です。これらの力は、「遊ぶ」時には必ず発揮されます。「遊ぶ」ことで、創造力と想像力を駆使し、心身を活性化し、健康で幸せになることができます。アートを用いたワークでは「遊ぶ」ことも重視されます。
 
アートワークは、私たちの人生を理解するための助けとなり、言葉を用いなくても感情を表現することができる方法であり、頭では理解できない時に、心で物事を理解することができる表現方法です。
 
ミッチェル博士が用いられるアートワークは表現アーツと呼ばれるもので、ただ絵を描いたりするだけでなく、音を出したり、ムーブメントをしたり、言語を用いて詩や文章を書くこと、また、演じることなどすべてのアートの形態が含まれています。
 
アートワークの体験を通して「遊ぶ」ということがとても大切です。
また、表現アーツの手法を用いることで、人を落ち着かせ、グラウンディングさせることができ、より統合的な体験へと導びかれます。
 
アートは、歴史上、常に、個人と地域社会における健全な身体、感情、精神の幸福を維持するためにコミュニケーションの手段としても用いられてきました。
 
ミッチェル博士の講義とワークを、同じ空間で対面で体験することで、なぜ表現アーツが
トラウマの治療に役立つのか、その根拠、そして実践されてきた事例を学べます。
 
私自身、2015年に香港で開催された国際表現アーツセラピー協会主催の研究大会で、ミッチェル博士の対面ワークショップに初めて参加した際、彼のファシリテーションの素晴らしさ、そして、ワークの間中、即興演奏をし続けてくださった電子ピアノの音色やジャンベのリズムにすっかり魅了されつつ、表現アーツの力をまさに体感しました。
いつかまたミッチェル博士の対面ワークショップにぜひ参加したい、いつか日本にお招きしたいと思いながら、あっという間に10年が経ちました。
 
2021年からはオンライン講座を提供し続けてくださっていますが、やはり対面でのワークショップには言葉では言い尽くせない素晴らしいパワーと魅力があります。
 
ミッチェル博士が来日される機会はそうそうありません。もしかしたら当法人がお招きできるのは、今回が最初で最後になるかもしれません。
 
この貴重な機会を、ぜひご一緒に体験してみませんか?
 
ミッチェル博士の魅力をまさに目の前で体感し、表現アーツセラピーにおけるアチューンメントについての学びをさらに深めたいと思われる方々のご参加をミッチェル博士と共に心から楽しみにして、当日、会場でお待ちしています。
 

 


 

■セミナー&ワークショップの特徴

  • 表現アーツセラピーの分野における第一人者のお一人ミッチェル・コザック博士から学ぶことができます
  • アメリカまで渡航しなくても、日本にいながら学ぶことができます
  • 通訳が付くので、日本語で質問ができ、英会話が苦手な方も安心して参加できます
  • 当日配布する資料は翻訳付き、ここでしか手に入りません
  • 講師、教師、医師、アートセラピスト、カウンセラー、臨床心理士など専門家とのつながりができます
  • トラウマ回復のための表現アーツセラピーに関する海外の最新の事例が学べます
  • 2日間通して学ぶことができるので「講義」「ワーク」「グループシェア」「質疑応答」を通してより学びを深めることができます
  • 1日目のワークショップ終了後には参加者限定の懇親会があるので、親交を深めることができます
  • 書籍を持参いただいた方へで希望者は、ミッチェル博士からサインをいただくことができます

■お客様の声
 

【アートセラピーの可能性を感じました】
ミッチェル先生が、本当に魅力的で、穏やかな話し方などに癒される思いでした。
トラウマは極めて個人的なものと思っていたので、集団的トラウマという言葉を聞いてこれまでのトラウマに対する考え方が変わりました。
集団で癒す必要があり、考えたり話したりできない状況においては、リズムが効果的であるということがとても理解しやすかったです。エビデンスがある、というか立証されていることなのだと改めて知ることで、アートセラピーの可能性を感じました。
 
東京都在住 T.Yさま 30代 女性 介護士
表現アートを用い、トラウマに対処し、回復力を高め、適合力を養う オンラインワークショップ参加
 
 
【今日のようなアートセラピーは、今後ますます必要になってくると思いました】
ミッチェル先生が、トラウマについて話をされている間、私の身体は硬くなっていき、吐き気もして苦しくなってきました。今日はワークできるだろうか?という不安も出てきました。3.11の地震、原発事故の出来事、そして、移住生活の困難さ、後悔等が重い気持ちになってました。ワークが始まると、身体がほぐれてきて楽しい気分に変化! 悲しみから、優しい芽が伸びて来たような感じになりました。日本にはまだまだ3.11がトラウマになってる人は多いと思います。今日のようなアートセラピーは、今後ますます必要になってくると思いました。
 
京都府在住 O.Mさま 学童保育 50代 男性 
表現アートを用い、トラウマに対処し、回復力を高め、適合力を養う オンラインワークショップ参加
 
 
【過去のトラウマ的な体験が、今のわたしにとって力となり必要なことだと感じられた】
香港で受けたミッチェル先生のワークと同様に、今日もミッチェル先生が奏でる音や声に身体が勝手に動き出す体験をしました。そのあと描いた絵には、腕の赴くままに、音に乗せられて描いたのですが、自分のトラウマ的な体験を象徴するような部分、それを持ちながらも生きてきた(ある意味では、そのことによって培うことができた)自分のパワーを象徴するような部分、そして、それに蔓を伸ばしている植物から葉や実がなっていたり、安心できる見守りの中で羽ばたくことができている自分を象徴するような部分が、まるで物語のように表れていました。まだ、まとまっていませんが、その絵をみて、すべてが必要なことだったと感じ、そして、深い沼の淵にいるように思っていた体験の中に、私を私として成り立たせている力があることを知り、誇らしい気持ちにもなりました。
 
大阪府吹田市在住 H.Yさま 音楽家 50代 女性
表現アートを用い、トラウマに対処し、回復力を高め、適合力を養う オンラインワークショップ参加
 
 
【治療的なプロセスを体験的に学べました】
とてもベーシックで大事なこと(自分自身と繋がる、世界と繋がる、互いに共鳴する、ミラーニューロンの働きなど)を、体験的に短い時間で伝えてくださり感謝しております。
コース2では、治療的なプロセスに大切な部分を体験的に学ばせていただいたと思っています。
*Entrainmentのさまざまな側面を感じながら、自分のエネルギーが他者に少しずつ伝わり、互いに影響を与え合うプロセスを体験できました。
 
東京都在住 K.Yさま 女性 臨床心理士・大学の学生相談室カウンセラー
表現アーツセラピーオンライントレーニングコース コース1、コース2、コース3を受講
 
*Entrainment…ある自律的リズムが、他の振動に強制的に同調させられること。例えば、概日リズムには1日の明暗サイクルあるいは温度サイクルに同調する性質がある。ガモフによれば、この言葉を自然科学で始めて使ったのは17世紀のオランダの物理学者ホイヘンスである。あるとき、周期のわずかに違う2個の振り子時計を軽い板の上にとりつけると、やがて違いがなくなって同じ速さで動くようになることを見つけて、その現象をentrainmentとよんだ。(転載:Weblio国語辞典)
 
※個人の感想であり、成果を保証するものではございません
 


 



■講師紹介

ミッチェル・コザック 博士
Mitchell Kossak Ph.D., LMHC, REAT
表現アーツセラピスト

レスリー大学教授



マサチューセッツ州ケンブリッジにあるレスリー大学において、表現アーツセラピーの前ディレクターであり、教授。
医療カウンセラーの資格を有し、表現アーツセラピストとしても認定されている。
 
主な仕事と研究の実績は、リズミックアチューンメント(同調)、即興、サイコスピリチュアル(精神的)およびコミュニティーとしてのアプローチを用いてトラウマに対処する というもので、国内外の学会で紹介されている。
 
国際表現アーツセラピー協会(IEATA)前会長
2017年 生涯功労賞であることを示す、シャイニングスター賞を受賞

 

<出版>

Attunement in Expressive Art Therapy: Toward an Understanding of Embodied Empathy 2nd Edition(2021/6/25)

Attunement in Expressive Arts Therapy: Toward an Understanding of Embodied Empathy(2015/2/10)

 

 



■運営サポーター
森 すみれ
アーツ表現セラピスト

森すみれ アーツ表現セラピスト

震災後のボランティアをきっかけにアートセラピーに取り組み、子どもや大人の自由創作スペース「ミューズハウス」を創設。
その後、専門学校等で講師として、色彩心理、カウンセリング、アートセラピーを教える。
2006年からは「アーツ・コミュニ ケーション・ラボ(研究所)」を立ち上げ、アーツセラピーの研究とその普及にも力を注ぐ。
声や音、身体を使った表現、メディテーション なども組み合わせ、独自のメソッドで「自分の枠を超える場」としてのワークショップを提供している。
神戸を拠点に、講座やワークショップ、各地で宿泊型ワークショップなどを開催。


 


■主催・通訳・進行

北尾真理子

一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ代表
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表

外資系企業でダイバーシティ(多様性)の尊重と活用推進業務に携わり、退職後は2009年に株式会社を設立し、あらゆる多様性を尊重し、活かせる社会つくりに向けて研修やコンサルティング活動を実施。

2014年に一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボを設立し、国内外のアーツセラピストの方々による講座を対面及びオンラインで提供。

世界と日本のアーツセラピーをつなぐ架け橋になることを当法人の理念として掲げ、活動を展開中。


■概要

 

日時
<Day1>
2025年1月18日(土)10:30~17:00
「治療に用いるアチューンメント」
※終了後に懇親会を予定しております。詳細が決まり次第、お申し込みの方へご案内いたします。
<Day2>
2025年1月19日(日)10:00~16:30
「リズミックアチューンメント」
会場
オルフェオの広間
住所:​​兵庫県神戸市東灘区向洋町中1-18-204
参加費

2日間・・・100,000円 

1日 ・・・55,000円 

※期間限定価格は終了いたしました。
表示価格はお支払い総額です。

※参加費には、資料・材料費・お茶・お菓子代などが含まれます。
定員 20名
お申込み

お申し込みは締切りいたしました

受付締切:2024年12月25日(水)23:59

先着順、定員になりましたらお申込み受付を締切いたします。

※タイミングによりましては、満席になっている場合がございます。

主催 一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ

※スケジュールや内容は変更になる場合がございます。

※表示価格はお支払い総額となります。




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